小さな蕎麦の旅(4)

天童市

(平成22年11月23日)

本当のことをいうと春夫は大人になるまで蕎麦は嫌いでした・・・
何故かというと、子供の頃に「水車そば」を食べてからです。
その太くて固いそばは食べにくく、ちっとも美味しいと感じませんでした。
今回
自分の味覚を再確認する意味でも行ってきましたが、
納得にいく味でした!味覚って変わるのんなんですね!

川原子地区の田園風景 「水車そば、川原子店」 太くてコシのある「板そば」
寒かったので温かい「山菜そば」 「鳥そば」 若松観音
観音堂 花笠音頭の歌詞 見晴らし台から天童市中心方面


東根市

(平成22年7月18日、気温32度))

俺の実家のある東根市にも美味しい手打ちそば屋さんが何件かあるが
夏の暑い時期に食べたくなるのが、お隣の河北町谷地発祥の「冷たい肉そば」だ。
最近は河北町以外でも「冷たい肉そば」が食べられるようになった。
そこで、オススメ店はさくらんぼ東根駅そばにある「東亭」です。
「冷たい肉そば」は少し肉の固い親鳥を使ったもので「鳥そば」は若鶏を使用。
「肉そば」の麺を中華麺にしたものが「肉中華」で春夫は大好きです!
「東根の大ケヤキ」は樹齢1500年以上、高さ28m、幹周りは16mもあります。
「東の杜資料館」はかつてあった「東養老」という銘柄の酒蔵を資料館にしたものです。
他にも東根市には東根温泉、焼麩で有名な「六田の麩」などなど
いいところがありますので、さくらんぼの時期以外にも一度来てけらっしゃい!

佐藤錦の生みの親、佐藤栄助の銅像 さくらんぼ東根駅近くにある「東亭」 広いてきれいな店内
冷たい肉そば(650円) 冷たい鳥そば(850円) 肉中華(650円)
特別天然記念物「東根の大ケヤキ」 酒蔵を利用した東の杜資料館 係りの方が説明してくれました
東根のお土産はここで「よってけポポラ」 左上が名物「さくらんぼジェラート」 マイナスイオンたっぷり「関山の大滝」


最上地方(山形県)

(平成22年6月13日)

山形県最上地方、金山杉で有名な金山町の中心には清らかな水と白壁が
美しい「大堰」があり、気持ちよく散策できる。町の中心から車で15分ほど山に
入ると廃校した分校を利用した「谷口がっこそば」があり、土日だけの営業だが多くの
客でにぎわっていた。地元のおばちゃんが打つ蕎麦は素朴ながらも美味しい蕎麦で
そばセットについてくる「あげそば」はアツアツ、モッチリ、おろし醤油で食べる絶品で、
自分も自宅で試してみたくなった。最上地方に行ったら新庄市の名店「いせき」は
外せないだろう。ジャズが流れる洗練された店内、窓の外には竹林がある。蕎麦は
透明感がありモチモチした食感だ。出汁は俺好みの蕎麦の香りを邪魔しないもので、
最後にそば湯で薄めて飲めば満足度2倍だ。仙台から金山町までは車で2時間ちょっと
かかるので、途中、村山市のバラ園で休憩し「トトロ」にそっくりな鮭川村の小杉の
大杉を見てからお腹をペコペコしてから行ったので、なおさら美味しく食べられました。

村山市東沢バラ公園入口 広さは東北最大級 バラのアーチをくぐって
高台から見下ろした園内 来週あたりが最盛期か?少し早かった。 それでも見ごたえ十分でした!
鮭川村にある俗名「トトロの木」 樹齢1000年!2本の木ではなく1本です 大杉のそばにアヤメが咲いてました
金山町に移動して「谷口がっこそば」 この建物はそば製粉所 先客として30人の団体客がおりました
そば打ち体験もできます こちらが厨房、おばちゃん達が手伝ってました 笹の葉に盛られた「がっこそば」
アツアツの「あげそば」は絶品でした! 金山町役場の近くにある「大堰」 農業用水及び生活用水として使われたらしい
金山杉を使った白壁がきれいな蔵 澄んだ水に鯉が泳いでました 新庄市の名店「いせき」
窓の外には竹林、落ち着いた雰囲気の店内 透明感がありモチモチした食感でした 奮発して天ぷらを注文