小さな蕎麦の旅(5)

山都町

(平成23年11月27日)

山形のそばをこよなく愛しているが、そば好きなら一度は訪ねてみたいそばの聖地がある。
そこは福島の飯豊連峰のふもとに広がるそばの里「山都町」で、そばで町おこしに成功した町だ。
高速道路を使っても3時間近くもかかるところで、まずは「飯豊とそばの里センター」を見学した。
その後、飯豊山の山ふところ、大自然に囲まれた人情温泉「いいでの湯」に行ったら
温泉を汲み上げるポンプが故障しているため源泉露天風呂には入れないという。
ただ、沸かし湯の大浴場は入浴可能とのこと。俺は迷ったが他の温泉に行くのも面倒だし
入ることにして入浴料(500円)を払おうとしたら「料金は結構です」と言われ恐縮した。
のんびりとお湯に浸かった後はお待ちかねのそば。山都町には多くのそば屋さんがあるが
山奥にある宮古地区に行った。宮古地区には13件のそば屋があり予約が必要だ。
最近では有名になり観光バスで団体を受け入れるお店が増えているらしいが
俺はあえて宮古地区でも最も山奥にあり、自らそばを栽培、製粉、そば打ちをしている
「深沢」に行くことにした。二日前に予約をして楽しみにしていたら、前日に店主の
関口日出雄さんから電話が入った。内容は雪囲いをしていたら高い所から落ちてしまい
肋骨を強打、足にも怪我をしたので、明日はそばを打てそうもないとの事だった。
そこで関口さんの知り合いのお店を紹介しますがどうしますか?と聞かれ
俺はお願いすることにして一旦電話を切り、20分後にまた関口さんから電話が入った。
話によると紹介したい店が予約がいっぱいでダメらしく、俺に申し訳ないから
親戚の家族に手伝ってもらうことにして、明日は営業するので大丈夫との事で安心した。
お店は何の変哲もない普通の田舎の民家で暖簾もないので入口がどこか迷った。
普段は生活しているであろう2階の部屋に案内され4人組の客と相席になり
そば談義などで和気あいあいと楽しく食べることができた。
それにしても山菜料理がたくさん出て、これだけでもお腹がいっぱいになりそうだ。
ただ、メインはそば!ますは山都名物「水そば」、そば粉と水が良くないと出せない一品だ。
ここのシステムはこの「水そば」の他にざるそばか温かいそばを4枚(杯)おかわりできる。
俺はざる2枚食べた時点ですでに満腹状態だったが、せっかくだからあと1枚半追加したら
お腹パンパンで苦し〜い!会計を済ませ帰ろうとしたら店主の関口さんから
「こ○のさん、お茶でも飲んでって」と茶の間に通され、宮古のそばのこと等を話してくれた。
30分以上談笑し、帰りには柿と山菜の煮物のおみやげまで頂き大満足の旅でした。

まずは飯豊とそばの里センターを見学 そば打ち道具の展示ルーム こちらではそば打ち体験ができます(要予約)
ふるさと館の民具展示ルーム 山都町には飯豊山の登山口があります そば道具の販売コーナー
こちらで山都そばを味わうことができます 人情温泉「いいでのゆ」 汲み上げポンプの故障で沸かし湯だけでした
杉林の向こうに雪に覆われた飯豊連峰 宮古地区のそば店案内看板 メイン通りには大きなそば屋さんがあります
「深沢」にはここからまた山道を走ります 田んぼには雪がありました(気温0度) 俺の大好きな山、飯豊連峰
のぼりを目印に車をすすめて ようやく、そば処「深沢」に着きました 二階にある店内の様子(8人で満席)
すでに山菜料理が並べられてました 巨大な天然なめこにビックリ!「なめこ汁」 絶品でした!「こんにゃくの刺身」
きのことウドの煮つけ きのこと山芋の煮つけ、菊のおひたし等 山都名物「水そば」
ざるそば(2人前) 山菜の天ぷら 怪我をした店主の関口さんと一緒に


仙台市内

(平成23年11月10日)

最近、仙台市内でも山形名物の板そばや冷たい肉そばを提供する店が増えてきた。
そば好きの春夫とすれば気になって試食してみたが、大満足とはいかなかった。
それは、そばとそば汁も洗練された感じで、お店もきれいなのだが、何かが違うのです。
やはり、山形風のそばは山形で食べるのが一番ということです!

そばを食べる前に仙台市街の紅葉を撮影してみました。

俺の通勤経路、286号線宮沢橋付近 大年寺山の鉄塔 仙台三桜高付近の街路樹
勾当台公園 この日は雲ひつない晴天でした 公園内はちょうど見頃となっていました
県庁前の銀杏並木 名横綱、谷風の銅像 上杉通りの銀杏並木
一番町の焔蔵(えんぞう)の店内 ゲソ天板そば(1,100円) 冷たい肉そば(800円)、大盛です
そばは手打ちで、汁はあっさりしてました そばの神田の「ゲソ天かき揚げそば」(370円) 黒いひょうたん揚げ(150円)


七ヶ宿

(平成23年10月29日)

七ヶ宿町は県内で最も65歳以上の高齢者が多い町らしい。
それは山間地にあり、冬は豪雪で生活するには楽でないからだろう。
ただ、そんな土地だからこそ自然豊かで美味しいそばが食べられるます。
七ヶ宿の絶景ポイントは長老湖、横川渓谷、滑津大滝などがなどがありますが
長老湖への道路は震災の影響か通行止めになっており、横川渓谷のやまびこ吊り橋から
約1キロ歩くことになったが、膝の故障で運動不足気味の春夫にはちょうどいい散歩になりました。
紅葉の見ごろには少し早かったけど長老湖に映える不忘山はまさに絶景でした!
七ヶ宿には4軒のそば屋がありますが、「芭蕉庵」は人気店で美味しいそばを味わえます。
俺は店主にそば粉を譲ってくれないかとお願いしたら、快く譲ってくれました。
「芭蕉庵」のそばは何回か食べているので、今回は「まるいち」に行ってみました。
店内にはそば猪口や骨とう品が多数展示してあり、そばが出来上がるまで楽しめます。
そば殻が少し入った挽きぐるみのそば粉を平打ちで打った田舎そばに満足。
めん汁も完璧でそば湯で薄めて飲めば感動もんの美味しさでした!
夜は久しぶりに「春夫庵」を開店し新そばと山形風芋煮を振舞いました。
翌日は妻の看護学校時代の友人を世界遺産となった平泉に案内し
帰ってきてからまたまたそばを打って振る舞い喜んで頂けました。

宮城蔵王、開拓の碑 牧場で写真を撮ってたら牛の糞を踏む 蔵王連峰の南端に位置する不忘山
横川渓谷にある「やまびこつり橋」 横川渓谷から見た不忘山 長老湖の湖面に不忘山が映える
感動もんの絶景です! 紅葉は来週あたりが見頃かな 滑津大滝にある道の駅
今年はキノコの不作年だそうです 滑津大滝、下段の滝 上段の滝
川面がキラキラ光っていい感じ 綺麗に紅葉してました 田舎そばの「吉野屋」
人気店の「芭蕉庵」 親切に対応してくれた店主 譲ってもらったそば粉、小麦粉、打ち粉
そば処「まるいち」 そば猪口が飾ってあります 骨董品もたくさん展示されてます
12月から3月まで豪雪のためお休みです 盛りそば(700円) 平打ちの美味しいそばでした
収穫期を迎えたそば畑 七ヶ宿街道に咲くコスモス 今年の紅葉はあまり綺麗じゃないらしい
夜、春夫庵を開店 新そばと芋煮を振舞いました 少し緑ががっているのが新そばの証拠
姉弟子にKokaiさんから誕生日プレゼント Izumiちゃんが作った梅酒、ウマイ! 牛肉、醤油味の山形風芋煮
姉弟子が蕎麦打ちを実演 さすが姉弟子、完璧な打ち方です! ご来店頂いたお客様
翌日、世界遺産になった平泉、毛越寺へ 「曲水の宴」が行われる毛越寺遣水 紅葉の見ごろにはちょっと早かった
名物、はっと汁 達谷窟毘沙門堂 厳美渓


大石田新そばまつり

(平成23年10月23日)

高校の同級生である大石田のYoshida君から「新そばまつり」のお誘いを受けた。
仙台から大石田への最短経路は国道48号線関山峠だが、往復とも同じ道を通るのも
芸がないので加美町と尾花沢市を結ぶ鍋越峠を利用することにした。
鍋越峠は20年ぐらい前に通った時、宮城県側が未舗装の狭い峠道だったが
今回通ったら、一部区間にちょっと狭い所があったが快適なワインデングロードとなっていた。
尾花沢と大石田は芭蕉の「奥のほそ道」ゆかりの地でもあるので史跡めぐりをした。
尾花沢で詠んだ句 「涼しさを 我が宿にして ねまる也」
「ねまる」とは寝ることではなく「ゆっくりする」とか「まったりする」という意味らしい。
大石田で詠んだ名句 「五月雨を あつめてすずし 最上川」
最初はこのように読んだが、後に「すずし」を「早し」と修正したらしい。
「大石田新そばまつり」は大石田町の一大イベントで県内外から大勢のそば好きが集まる。
よって混雑するため整理券が配布され、長い時は1時間半ぐらい待つことがあるとか。
今回は事前にYoshida君に整理券を手配してもらってたので待つことなく会場に入れた。
そばは在来種の「来迎寺在来」という品種で香り高く甘いそばでマジ美味しかった!
Yoshida君にはそばをご馳走になった上に、午前中に山菜取りの師匠と一緒に
採ってきたという天然ナメコのお土産まで頂いて感謝、感謝です。

山形県側からみた鍋越峠 紅葉に染まる鍋越沼 芭蕉・西風歴史資料館
芭蕉が7泊したという養泉寺 芭蕉も見た葉山と月山を仰ぐ風景 「涼しさを・・・」の句にちなんで「涼し塚」
「涼しさを 我が宿にして ねまる也」 境内にある珍しい「いとすすき」 案内してくれたガイドの勝村文直氏
最上川沿いに白壁が美しい 最上川舟役所跡大門と塀蔵 「五月雨を・・・」の句碑
会場は屋内ゲートボール場を使用 1杯目は右、2杯目は左側に並びます 1杯の量はお椀に山盛り1杯
Yoshida君、お誘いありがとうございました マジ美味しかった「来迎寺そば」 漬物は食べ放題、手前がぺそら漬け
Yoshida君の自家製ナメコの醤油煮 そばがきは1杯600円で食べられます エゴマだれと納豆だれのそばがき
会場の外には出店がたくさん Yoshida君が午前中に採った天然ナメコ ルビー色の花「ダッタンそば」


ワイン&湯けむりツアー

(平成23年9月25日)

仙台駅(7:40発)〜福島駅(8:10発)〜米沢駅(9:11発)〜高畠駅(9:21着)=高畠ワイナリー=
高畠駅(10:51発)〜山形駅(11:29発)〜新庄駅(12:33着)=急行食堂=新庄駅(12:55発)〜
鳴子温泉駅(13:57着)=温泉めぐり=鳴子温泉駅(16:00発)〜仙台駅(17:37着)

ここ数年バスツアーで行っていた山形ワイナリー巡りだが、今年は妻の仕事の都合で行けそうにない。
車で行ったらワインが飲めないし、何かいい方法はないかと思っていたらJRのフリー切符を思い出した。
せっかくフリー切符を使うのであれば1日で廻れるだけ廻ってみようと時刻表とにらめっこした。
前日にみどりの窓口に行ってフリー切符を購入しようとしたら、台風15号の影響で明日まで
仙台〜白石間が不通だそうでこの区間が使えない・・・せっかく計画したのに中止かなと思ったら
駅員が新幹線は動いているので代行輸送ということで特急券なして福島まで行けるという。
俺の計画では仙台駅を6時3分発の福島行きにのる予定だったのに新幹線を使えば7時40分でOK。
この方が予定より福島での40分の待ち合わせ時間が6分に短縮できるし、電車に乗っている時間も
ちょうど1時間短縮できるので、俺にとって超ラッキーだった!福島駅で山形新幹線と接続するので
接続シーンを見ようとしてたら突然爆音と爆風!なんと、ホームを一瞬ではやぶさが通過したのだ!
時計を見たら乗り継ぎの時間が間もなくだ!必死になって奥羽本線のホームを目指したが
なんと出発のチャイムが鳴った。米沢行きの電車は100メートルほど離れたところにあるではないか!
「やばい、乗り遅れたら今日の計画はオジャンになってしまう・・・」と必死に走ったら、電車のほうから
女性の車掌が走ってきて「米沢行きに乗りますか?」と言う。俺は「乗ります!」と言って何とかセーフ!
なんと公共の交通機関である電車を俺の都合で約30秒ほど遅らせてしまった・・・スイマセン。
最初の目的地は「高畠ワイナリー」、駅から歩いて10分の所にありちょうどいい散歩になる。
到着したのが9時半頃だからお客さんは多くない。となると困るのが試飲だ・・お客さんが多いと
どさくさに紛れて何杯でも試飲できるのだが、試飲コーナーに数人しかいないとそれができない。
ただ、一通り試飲して気に入ったワインをお代わりしたので試飲グラスに12杯ぐらい飲んだ。
酔い覚ましに高畠駅まで散歩し、駅に併設されている温泉に入った。300円と手ごろな値段で
サウナまで付いている。アルコールを抜こうとサウナに入ったら逆に脱水状態になりそうになった。
風呂上りに缶ビールでも飲もうと思っていたら、高畠から天童あたりまで混んでいて無理・・・
ようやく村山を過ぎたころにまばらになってきたので缶ビールを開け、田園風景のむこうに
6月に山岳マラソンで走った葉山がくっきりと見え最高のつまみとなりビールが美味しかった。
新庄駅に着いたのは12時33分、新庄というか最上地方では「鳥もつラーメン」が有名だ。
昼時ということもありお腹も空き食べたいと思ったが、乗り継ぎの時間が22分しかない!
俺は思い切って駅前の食堂に駆け込んだ。その店の名前が「急行食堂」なので、注文してから
すぐに来るような気がした。注文してから9分経過して「鳥もつラーメン」が運ばれてきた。
次の電車に間に合わせるためには食べる時間は4分しかない!俺はスープの味を確かめると
お冷を入れてスープを冷ましてから一気にラーメンをすすり、ジャスト4分で食べ終えた。
会計を済まし、必死に走って発車1分前に電車に乗ることができ何とかセーフ!
鳴子温泉では2時間のフリータイムを作ったので、とにかくゆっくり温泉に入ることにした。
となると、公衆浴場ではゆっくり入ることができないので、ホテルの日帰り入浴にした。
ホームページで調べたら旅館「姥の湯」は4種類の違う源泉がある旅館らしい。
これならゆっくり入れるし、料金も500円と安い!俺が行ったら先客は1組の家族で
俺は4つの風呂をほぼ一人占め状態で入ることができ本当にゆっくりすることが出来た。
最後は「リゾートみのり号」、先頭と後尾車両に展望スペースがある全席指定の列車だ。
座席は広々としてグリーン車のように豪華で、またまたビールを飲んだら爆睡をしてしまった。

南東北フリーエリア ホリデーパスを利用  台風の影響で福島までは新幹線を利用 きょうは秋晴れ、吾妻連峰が綺麗に見えます
米沢駅で乗り換え 米沢と言ったら米沢牛 山形行きの電車 高畠駅で途中下車 徒歩10分で高畠ワイナリーに着きました
まずはワインの製造過程の見学 お待ちかねの試飲コーナー 俺はやっぱり辛口ワインが好みです
看板商品の「まほろばの貴婦人」甘口です 高畠駅に併設されている「太陽館」 駅舎に温泉があります (大人300円)
単純泉の広い浴室 サウナもあります 田園風景の背後に6月走った「葉山」 ちょうど蕎麦の花が満開でした
山形新幹線の終着駅、新庄駅に到着 乗り継ぎ時間20分、駅の外に出ました 近くの食堂「急行食堂」に急いで入りました
最上地方名物の「鳥もつラーメン」(550円) 鳴子温泉駅で途中下車 (2時間フリー) 足湯もある鳴子温泉駅の駅舎
日帰り温泉施設「滝の湯」(150円) 早稲田の学生が掘り当てた「早稲田桟敷の湯」 昔は温泉地に付き物だったのですが・・・
近代的な大型ホテルが立ち並びます 4種の源泉がある「姥の湯」へ(500円) 義経の湯(含土類ぼう硝泉)
亀若の湯(単純泉) こけし湯(硫黄泉) 啼子の湯(露天風呂)
全席指定「リゾートみのり」で帰路につきます 1号車と3号車には展望スペースがあります 座席は広々グリーン車なみです
鳴子駅前の肉屋で買ったコロッケをつまみに 湯けむり街道はこけしの名産地です 展望スペースからの車窓風景
宮城の穀倉地帯を走ります 太陽が西に傾いて旅はもうすぐ終わりです 「リゾートみのり」をバックに記念撮影


蔵王(上山市〜山形市)

(平成23年8月27日〜28日)

妻が遅めの夏休みということもあり山形に温泉&そばの食べ歩きに行ってきました。
夏の蔵王は涼しく、乳白色の温泉は「効く〜っ!」て感じで子供の頃から通ってました。
また、この日はロックフェスの「龍岩祭」が開催されており、同じ日に開催されている
「アラバキ」は1日券が8000円なのにこちらは無料ということでスゴク得をした気分に♪
翌日は上山市の「耕想庵」へ。ここは温泉施設が併設されており、その離れをそば処
としているそうだ。窓側の席からは木々の向こうに須川が流れシチュエーションは最高!
ただ、自宅で栽培した野菜天ぷらと美味しいそばを食べていたら、足がむずかゆくなった。
足を確認するとなんと俺の足に青いイモムシが!ビックリして一気に食欲がなくなりました・・・
2店目は山形市の老舗中の老舗である「庄司屋」へ。駐車している車は県外が多い!
この店では田舎そばとさらしなそばの「相もり板」(1,720円)が人気メニューですが
1時間前に「耕想庵」で食べたばかりだったので「もりそば」(710円)で我慢しました。
そばは江戸風で弾力がありながらのど越しのいい美味しいそばで満足しました!

蔵王温泉の共同浴場「上の湯」 蔵王名物「玉こん」 (100円) 今回泊まった「ホテル オークヒル」
岩風呂の露天風呂 ひのきの露天風呂 内湯 いい湯加減でした
龍岩祭(ドラゴン ロック フィステバル) DORAGONステージは熱くなってました 小腹が空いたので「フォー」(500円)を食す
翌朝、散歩しました ススキと竜山 タカネヤハズハハコ カワラナデシコ
「耕想庵」の入口には門がありました 川のほとりにある縁側の席は景観最高! 野菜の天ぷら(600円)と板そば並(800円)
山形の老舗「庄司屋」 奥に座敷もあり店内は広〜い もりそば(710円)
夜はKスタでナイター観戦 国歌斉唱 カメラマン席の隣でいい席でした! 残念ながら8連勝とはなりませんでした・・・


村田町〜川崎町

(平成23年8月14日)

村田町はそら豆ととうもろこしが特産で、この時期は生でも食べられるとうもろこし「味来」が旬です。
ずっと気になっていましたが道の駅「村田」で購入できるとの情報を得てバイクで行ってきました。
とうもろこしの美味しい食べ方はとうもろこしの一番内側の皮を残してラップにつつみレンジで
チンするのがベストと聞き、半信半疑で試してみたら簡単なうえに感動もんの美味しさでした!
青根温泉近くのそば処「川音亭」(かわどていと読みます)は蔵王の湧水を利用した十割そばです。
国内産優良そばのみを使い玄そばの殻を取った丸抜きを石臼挽きにした十割そばは
コシが強いがのど越しがよく、口に含むとそばの香りがする絶品で!そば汁も俺好みの
そばの香りをじゃますることのない辛めのそば汁で久しぶりにいいそばに巡り会えました。
せっかくなので青根温泉の共同浴場に入りましたが、この日が猛暑日で風呂から上がっても
汗が引かず、道路を挟んだ向かい側にある「青根洋館」で食べたいちごミルクは最高でした!

道のえき「村田」 店内は混んでました 特産のとうもろこし「味来」(5本500円) 笹谷街道(286号線)の松並木
青根温泉近くにある「川音亭」 店内の様子 アルバイトの子が可愛かった げそ天ざる(1,000円)
青根温泉の入浴施設「じゃっぽの湯」 青根洋館 1階は喫茶ルームになってます いちごミルクのかき氷(200円)と紅茶(無料)


東根市(3)

(平成23年7月3日)

実家のさくらんぼの手伝いに行ってきました。
さくらんぼ畑は雨よけのためビニールハウスがかかっているため暑い!
また、この日は曇っていたのですが日焼けで真っ黒のなってしまいました・・
さくらんぼは少しでも実割れすると商品価値がなくなってしまいますが、
実割れするということは完熟状態なので、これがまた美味しいんですよ!
昼食は実家の近くにあるそば処「やまだ」へ行きました。
ここは脱サラした仙台の方が民家を買い取って開業したお店です。
ここの特徴はからいそば汁で、今まで経験したことのない味でした。

関山の大滝、名瀑です! 春は桃源郷となる「上悪戸地区」 実家のさくらんぼ園
まさにルビーだね! 佐藤錦、1キロ箱 こんな看板が・・・俺には無理??
間木野地区にあるそば処「やまだ」 夏そば(800円) 大盛り天せいろ(1300円)


色麻町

(平成23年6月6日)

来週、部下が退職することになり、しばらく休みを取ることができなくなるので
思い切って有休を取り色麻町に行ってきました。
愛宕山公園ではちょうどシャクヤクが見頃となっており
「シャクヤク祭り」が開催され、平日にもかかわらす多くの見物客がおりました。
加美町の蕎麦屋「竜聖」は船形山の湧水を使用して打っています。
ここの定番は「季節の天ぷらそば」(1000円)で採れたて野菜と山菜の天ぷらに感動!
わさびと辛み大根をブレンドした薬味は蕎麦の香りを邪魔することなく納得です。
最後に昨日、泉ヶ岳トレイルで36キロ走って足腰が痛かったので
「かっぱの湯」にのんびりと浸かり、充実した一日でした。

色麻町、愛宕山公園 ちょうど「シャクヤク祭り」が開催されてました この景色、一見の価値があります!
色麻町といえばカッパの町です 磯良神社(通称おかっぱ様) この池にカッパがいたんだって
ここの灯篭も震災で倒れてました・・・ 加美町の蕎麦屋「竜聖」 大満足の天ぷら蕎麦でした!
かっぱの湯で疲れを癒しました アルカリ泉質で万病に効くそうです お土産は加美の地酒「真鶴」、ウマイ!


大崎市

(平成23年4月30日)

東日本大震災で東北の観光業界も大打撃を受けて
ゴールデンウィークだというのに閑古鳥が鳴いているらしい。
もちろん、震災被害者のことを思うとレジャーどころではないが
何でもかんでも自粛では日本の経済活動が廻らない。
ということで、大崎市の岩出山と鳴子温泉に行ってきました。

岩出山、有備館前の桜 残念ながら震災で崩壊し閉館中でした ちょっとだけ庭園を覗きました
岩出山、城山公園にある伊達政宗像 雨のため観光客はまばらです 本来なら桜祭りで賑わうのだが・・・
岩出山の銘酒「森泉」酒造 震災でだいぶ被害に遭ったそうです 原酒「しぼったまんま」(580円)
岩出山の「花山太右衛門商店バイパス店」 店内の様子 太右衛門はこそば(1,100円)
池月にある「あ・ら・伊達な道の駅」 道の駅に中に手打ちそば処があります 名物「なっとうそば」(750円)
川渡温泉近くの河原 この辺は桜満開、晴れていればな・・・ 鳴子温泉「ますや」(1泊2食付き10,500円)
展望露天風呂「天空」 展望露天風呂「天祥」 鳴子のお土産と言ったら「栗だんご」


石巻・東松島市

(平成23年4月24日)

毎年、駅伝で行っていた石巻、そしてブルーインパルスの東松島市が気になっていた。
石巻の日和山公園は高校時代に行ったことがあり、桜の名所になっている。
その桜は震災にも耐えて、今年も綺麗に咲いており感動しました!
日和山から見るがれきと化した状況を目の当たりにすると、言葉もありませんが
必ずや復興することを祈りたいと思います。 がんばれ東北!!

桜並木に津波に流された車が・・・ 大きな鯨大和煮缶詰が倒れてました タンクが防波堤に乗り上げて・・・
こちらは船が防波堤に乗り上げています 日和大橋から日和山公園方面 こちらは牧山方面、全壊です・・・
震災にも負けず日和山公園の桜は満開でした 石巻市立女子高は無残な姿に・・・ 日和山公園ふもとのお寺も被害に遭いました
青空に映えるソメイヨシノ 作家の新田次郎が取材を受けてました 石森章太郎記念館方向
ボランティアの炊出し、ビールも無料で! こちらは焼肉、日本酒もどうぞ! がれきの山に元気に泳ぐこいのぼり
無事だった矢本の名店「岩手屋」 そば猪口が飾ってある店内 ざるそば(800円)、江戸風でした
航空自衛隊松島基地に着陸する輸送機 仙石線野蒜駅はとんでもない状態に・・・ 松島マラソンのコース、野蒜の貞山堀
潮干狩りで有名な東名地区は壊滅的被害 日本三景の松島は無事のようでした ただ、お土産やさんは1階部分が浸水被害
ホテル「海風土」で日帰り入浴(500円) 浴室の様子 双観山からの松島


東根市(2)

(平成23年4月10日)

東日本大震災から明日で1か月、我が家ではガスがまだで風呂に入れない状況にあります。
先週の日曜は秋保温泉に日帰り入浴に行ったのですが、すごく混んでいて閉口しました・・・
震災のため彼岸に実家の山形に帰っていなかったこともあり、今日は東根温泉に行ってきました。
東根市の六田地区は古くから良質の湧水を利用した麩作りが盛んで、国道13号線沿いに
製麩所が8件ほど点在しております。今回は日本テレビ「青空レストラン」でも放映された
「文四郎麩」に行ってきました。ここでは麩の懐石料理(予約)も食べられますが
蕎麦を食べた後に行ったので、今回は試食だけにしてお土産を買ってきました。

8日(金)大きな余震の翌日、不気味な雲 東根温泉「松浦屋」の浴室 (300円) 東根温泉にある「大けやき」
庭の灯篭が倒れていました 冷たい肉中華(650円) 温かい天ぷらそば(1100円)
げそ天付き大板そば(1600円) 六田の「文四郎麩」 定番の「やきふ」
試食コーナー 右は麩のからあげ おふくろの味「麩の煮物」 ウメ〜 裏の畑に咲いていた黄色い花