(春夫の説)
1.マゾッ気があるから?
ゆっくりジョギングする時は別にして、インターバルトレーニングやレースは辛く、苦しいものである。それを好き好んで走るのだから、自分の体を痛めつけ快感に浸る、まさにマゾそのものである。
2.麻薬中毒患者?
苦しい走りも20分程走ると少し気持ちよくなってくる。これは脳内からβ-エンドロフィンという麻薬成分が分泌されるからである。ランナーはこの快感を忘れられず中毒になってしまうのだ。
3.アルコール中毒患者?
ビールを美味しく飲むためには、喉をカラカラにして飲むのがいい。アルコール分解酵素を持たない、いわゆる「下戸」以外のランナーはビールのために走っていると言っても過言ではない。
4.摂食障害予備軍?
速く走るための重要な要素のひとつに体重がある。女子のエリートランナーの体は栄養失調かと思うほどである。走るのだから当然、お腹がすいて食べたいのだけど、太りたくないから我慢しているのである。
5.脅迫神経症?
「走らないと遅くなってしまうのでは?」「走らないと太ってしまうのでは?」などと不安になり、眠いのに早朝トレーニングをしたり、雨の中走ったりするのは、追い込まれた精神状態になっているのだ。
6.貪欲者?
ある程度トレーニングすると、レースに出るたびにタイムが良くなってくる。「もう少しトレーニングしたらもっとタイムがよくなるのでは?」と欲が出てきて深みにはまってしまうのだ。