大東岳親子登山

(平成17年6月5日)

9年ぶりに大東岳に登った。前回は息子が当時4年生の時に今回と同じ
時期に登った。今回は5年生の娘と親子登山だったが、最初からドジって
しまった。7時に自宅出発のはずが寝坊をして、起きたのが7時。体がだるく
中止しようかと迷ったが、来週からずっと予定が入っており、今度はいつ登れる
か分からなかったので一発奮起して娘をたたき起こし出発!
9時に登山口の駐車場に到着。天気は薄日がさす、まずまずの天気で半袖の方
が快適と判断したが、「ハチに注意!」の看板を見た娘は長袖でスタートするも
暑くてすぐに脱ぐ。表コースは最初に3回ほど渡渉地点があり、ぬかるんでいる
ところが多いので娘はゴム長、これが正解だった。このコースは1合目・2合目と
各合目ごとに立派な石でできた表示がある。2合目にも達しない頃から娘は
「もう駄目!死ぬ!」と弱音を吐き出した。そこでお兄ちゃんは「4年生の時に
登ったけどそんなこと一言も言わなかったよ」と言うと黙々と登るようになった。
途中小休止を3回とり、2時間25分で頂上に到着。ガイドブックでは3時間10分と
あったが、誰を基準としたタイムののだろうか?途中、中高年のグループを抜いて
きたので中高年だろうか。頂上には別の中高年が約10名程いた。ツーショットの
記念写真を撮ってもらい、昼食だ。娘と登る時は定番のカップヌードルとコンビニ
弁当だが、山で食べるとこれが美味いんだな!ガスって展望がなく、少し寒かった
せいもあり、食事してすぐ「たまごっちの世話と昨日録画したエンタの神様を早く
見たいから帰ろう」と娘がいう。帰路は裏コースの予定だったが、寝坊して1時間
遅く登ったこともあり、早く下山できる表コースを1時間55分で登山口に到着。

子供には物より思い出だ!
娘が「カッコーは本当にカッコーって鳴くんだ!」と感動した時、連れてきて正解
だったと思った。他にもカジカの鳴き声や山野草を見ては興味を示していた。最後
の渡渉地点では気が弛んだか滑ってずぶ濡れになった。今回、一番閉口した
のが小さな虫が多かったこと。でも、これもまた思い出のひとつになるだろう。

最初の渡渉地点、すでにバテ気味 新緑と渓谷にカジカの合唱 花の名前が思い出せない
5合目の展望所、虫がうるさい 新緑の中を歩く 白つつじが満開
まだ雪が残っている。またまた虫! 頂上にて、ガスで展望なし 大きな花のシラネアオイ
地すべり現場、自然の驚異だ! 心が洗われる新緑 ここで滑り、濡れてしまう