(平成20年8月3日 曇り時々晴れ)

俺のお気に入りの山である飯豊連峰にはここ5年程ご無沙汰していた。
それは日帰りで登るには行程が長くキツイコースだからだ。ならば山小屋を
利用すればいいのだが、俺はいろんな理由で山小屋泊まりは苦手だ・・・
今年10月にハセツネ杯日本山岳耐久レースのエントリーしていることもあり
トレーニングを兼ねて久しぶりに飯豊本山まで日帰り登山を決行した。
朝3時起きして出発し、登山口のある飯豊町に着いて食料調達のため
コンビニを探したが見つからず、第一町人を発見!60歳代の男性に尋ねると
「ん〜6キロ離れた所にあるから、俺が車に乗って誘導してやるから」という。
俺はいいから車から降りてとも言えず、案内してもらったが、彼は町会議員の
鈴木ひとし氏で10月に町長選挙があるとか、町は過疎化で困っているとか
話されてから、俺は60歳まで毎日20キロ走っていたとの話になりマラソン談義
で盛り上がりました。こういったハプニングがあり予定より20分遅れて入山。
飯豊に登る度に思うが、延々と続く急な登りには汗を絞られる・・・
ただ、その分頂上を極めた時の達成感は大きく、感動が得られる!
今回はまずまずの天気で飯豊を満喫したが、この日の山形の最高気温は
35度ということもあり下山の途中までは軽快だったのが、脱水のためか
バテてしまい、最後はヘロヘロ状態で登山口の到着しました・・・

大日杉小屋 登山カードを忘れずに 入山開始
いきなりの鎖場、甘くない! 長之助清水 冷たくでおいしい水でした!
やっと飯豊本山が顔を出しました まずは地蔵岳に登ります ここで標高1539m
ここから左手に本山を見ながらアップダウン 目洗清水 急な崖を下って行きます
チョロチョロとしか流れていませんでした 完璧な山容です! ニッコウキスゲが咲く湿原
ダケカンバ 白いダケカンバが群生しています 御坪付近からの飯豊本山
種蒔山 三国岳 気持ちいい稜線歩き
沢に出ます 雪解け水が滝になっています 雪渓のトンネル
涼しい雪渓歩き 主稜線までもう一息 稜線の切合小屋とテント場
ポンプで水を汲み上げてました 気合を入れ直して雪渓を登ります 登って良かった!という景色です!
昔はここで草履を履き替えたらしい 雲が湧き出します 御西岳方向
昔は女人禁制だった、姥権現 タカネマツムシソウの群落 御秘所、どういう意味だろう?
ようやく本山小屋に到着 雪渓と緑のコントラストが素晴らしい! 標高2105m、頂上です
3名ほど休んでおりました 牛丼とビールで昼食、格別です! ダイグラ尾根、上級コースです
御西岳方面 主稜線、北股岳方面 最高峰、大日岳
ミツバオウレン ミヤマクルマバナ
センジュガンピ イワオトギリ ハクサンコザクラ
ノウゴウイチゴ タカネマツムシソウ チングルマ
ハクサンコザクラ イワカガミ チングルマの群生
お花畑、完璧です! ミヤマキンバイ ハクサンフウロ
イイデリンドウ ミヤマリンドウ コケモモ
ヒメサユリ ヒナウスユキソウ 仏製、新しいトレッキングシューズ

コース:大日杉小屋登山口〜地蔵岳〜切合小屋〜飯豊本山(往復)

所要時間:上り4時間30分 下り3時間40分

標高:2105m   

飯豊本山